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2019.09.27
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感謝し感謝される弁護士に。人を笑顔でつなぐサンク総合法律事務所

10年前に独立する際、「thank=感謝」という言葉を掲げてサンク総合法律事務所を開設した樋口卓也先生。人に感謝され、人に感謝する弁護士でありたいと明るい笑顔で語る。

依頼者だけでなく一緒に働くスタッフにも心を配り、何でも相談できてしまいそうな雰囲気をもっている。多趣味でプライベートの時間も充実させている樋口先生にお話を伺った。

弁護士法人 サンク総合法律事務所 樋口 卓也先生

学習院大学法学部卒業、学習院大学法学研究科(修士)修了。 2002年11月に弁護士登録(第55期)、第二東京弁護士会所属、2009年3月に樋口総合法律事務所(現弁護士法人サンク総合法律事務所) 開設。一般民事全般、刑事事件、企業法務、債務整理・破産手続き・再生、交通事故、家事事件(離婚問題、遺言・相続問題)、労働事件などを担当。趣味・特技はゴルフと映画鑑賞。

どんな相談にも応じられる弁護士をめざして

——弁護士をめざしたきっかけを教えてください。

今となっては、直接のきっかけが何だったのかは定かではありません。大学で勉強しているうちに、自然と法律に関わる仕事に就きたいと思うようになりました。

裁判官になりたいと思ったこともありましたが、弁護士の方がより広い世界で立ち回れるし、紛争の両当事者の立場に立って仕事ができるのが面白そうだなと感じて、弁護士を選びました。

——紛争の渦中に入る仕事なんて大変そうですが…

人と人の間に立って問題の解決を図る仕事に就きたいなと思ったんです。人がたくさんいる社会の中で生活していれば、誰でも大なり小なりもめ事に遭遇します。

そこに弁護士が入ることでうまく解決できるならうれしいなと。それが弁護士という仕事の魅力だと学生時代に思いましたし、今でもそう実感します。

——大学院でも学ばれていたんですね。

はい。司法試験を見据えて進学しました。修士課程での専門は憲法で、論文のテーマは平等原則でした。

実務で憲法を扱うケースは少ないですが、日本のさまざまな法律のもとになる基本法ですし、学部時代からずっと取り組んできたので、今でも自分の仕事の根本には常に憲法があります。

——司法試験に合格されたとき、どんな弁護士になりたいと思いましたか?

どんな相談にも乗ってあげられる弁護士になりたいなと思いました。そこは今でもずっと変わらず意識しています。

ご依頼者様に対してだけではなくて、スタッフに対してもそうですね。どうしたらいいか悩んだときに、気軽に相談してもらえるような自分でいたいと心がけています。

10年後も感謝されるようなやりがいのある仕事

——「サンク総合法律事務所」という事務所名の由来は?

「thank」=感謝という意味を込めました。人に感謝されるような弁護士でありたいという願望と、周りで支えてくれている人に感謝しているという両方の意味があります。

——どういった相談を受けることが多いでしょうか?

民事・刑事いろいろです。弁護士になったときから、専門は特に決めず、どんな事件にも全力でしっかり取り組むことを大事にしています。

最近は、相続案件がちょっと増えてるかなという印象ですね。

——弁護士をしていて、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

「うまく債務整理できて、安心して生活を送れるようになりました」という手紙をご依頼者様からいただいたりすると、本当に良かったなと思います。

ただ、金銭的・法律的には解決できても、もめ事の相手がたに対してもつ個人の感情などは、弁護士ではどうしても解決しきれません。本当はそこまで解決してあげられたらうれしいなと思うんですが、なかなか難しくて。弁護士としてはもどかしさを感じます。

——印象に残っている相談や裁判を教えてください。

私が独立したばかりの頃に担当したかたで、小学生のお子さんを抱えて離婚されたかたがいます。そのかたから、10年も経ってから、「あの子が成人しました」という報告をもらったことがありました。

離婚後も充実した生活が送れていたんだな、あのときの自分の対応・アドバイスが間違っていなかったなと感じて、ホッとしました。

家族と友達と、趣味の世界は限りなく広がる

——弁護士以外に考えた仕事はありましたか?

実は料理が好きなんですよ。だからシェフなんかいいなと思っていました。今でも、たまにですけど、週末にキッチンに立ちます。

この間は肉巻き野菜を作りましたよ。妻が普段作らないものを選んで作ります。ローストビーフとか角煮とか。意外と簡単なんです。

——他にも趣味はございますか?

ゴルフは好きですね。子どもの学校のPTAを通じてパパ友がたくさんできたので、月に1回ほど皆でゴルフを楽しんでいます。

仕事の仲間ではなく完全にプライベートなつきあいなので、何も考えずに純粋に楽しめるのがいいですね。子どもが学校を卒業しても、ずっと良いおつきあいが続いています。

映画も好きですよ。二人の子どもと一緒に『名探偵コナン』を観たりとか。今話題の『天気の子』も観ました。

ひとりで映画館に行って、ハリウッドものも観ますね。例えば最近だと、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が印象に残っています。いろいろなジャンルの作品を自由に楽しんでいます。ネットでも気軽に映画を観られるようになったので喜んでいます。

休みの日は子どもの勉強を見てあげることも多いですね。わりとアウトドア派なので、キャンプもしたいんですけど、子どもが一緒に行ってくれないんですよ。妻似なのかインドア派で。ちょっと寂しいです。

あとは健康を意識してジムにも通いはじめました。この仕事、体が資本ですから。

——たくさん趣味をおもちですが、仕事に役に立つことはありますか?

いろいろなことに幅広く興味をもっておくことは大事だと思いますね。

法律は世の中で現実に起きている事象を整理する一つの手段であり、弁護士が扱うのは現実にあるさまざまな出来事です。なので、意外なところで趣味が仕事に生きることもあると思います。

——ご自身の性格を一言で言うと?

基本的にマイペース。他の人がどう言おうと、自分はこうだと思って進んでいくタイプです。苦手なのは片付けかな。事務所の机の上も自宅の部屋も、片付けはもっぱら人にお任せです。

ありのままを相談することから始めてほしい

——弁護士として普段心掛けていることは何ですか?

まずは、ご依頼者様の話をきちんと聞くことですね。ご依頼者様が何を考え、何を期待しているのかを理解することがスタート地点です。

弁護士の仕事は、とにかく話を聞かないことには一歩も進みません。どんな事件でもまず話を聞かないと。なので、話しやすい雰囲気を常に大切にしています。

とはいえ、紛争には相手もいるので、100%ご依頼者様の望む通りになるとはかぎりません。紛争を解決するには、相手がたとの調整も必要になります。

ですから、どういう譲歩がなぜ必要なのかという理由をしっかり伝えて、納得していただくことがとても重要だと考えています。

相手がたはこう考えているはずだと分析し、納得できるような解決の道を探るのが、弁護士の重要な仕事ではないかと思います。

——初めて相談するときに気をつけてほしい点はありますか?

言いにくいこともあるかもしれませんが、本当のことを言っていただくことが大事です。ありのままを話していただいた方が、良い解決策が早く見つかることもあります。

すぐには話しにくいことなら、ゆっくり時間をかけてお話しいただいても構いません。

——最後に、これから弁護士に相談したいかたへメッセージをお願いします。

どんな悩みでも、誰かに話すことで気持ちが落ち着いてスッキリすると思うんです。ですから、とにかく悩みを言ってみる、そこからスタートしてみてください。

弁護士には守秘義務がありますから、安心して相談できると思います。特にお金に関する悩みは、弁護士がお手伝いできることが多い分野なので、気軽に相談していただければと思います。

弁護士法人 サンク総合法律事務所

弁護士法人サンク総合法律事務所は、「笑顔をつなぐ明日への架け橋」をモットーにしている法律事務所です。アットホームな雰囲気の中、所員一同、明るく爽やかに誠意をもって、さまざまな法律問題の解決に取り組んでおります。

電話相談なども随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

公式HPはこちら

<取扱業務一覧>

  • 一般民事全般
  • 刑事事件
  • 企業法務
  • 債務整理・破産手続き・再生
  • 交通事故
  • 家事事件(離婚問題、遺言・相続問題)
  • 労働事件

取材・文/樫永真紀 撮影/樫永真紀

感謝し感謝される弁護士に。人を笑顔でつなぐサンク総合法律事務所

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