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2020.12.22
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ときには弁護士、ときにはアニソンDJ。ソーシャルワーカー安井飛鳥さんの素顔

弁護士の資格をもちながらソーシャルワーカーとして活躍する安井飛鳥さん。学童保育の指導員経験のある彼は、弁護士だけでなく社会福祉士・精神保健福祉士の資格を生かし、子どもや障がい者、高齢者の福祉的支援を中心に活動している。

さらに安井さんは、アニソンDJやライダー、フォトグラファーとしての顔ももつ。今回は、さまざまな顔をもつ安井さんの素顔に迫った。

弁護士法人ソーシャルワーカーズ 安井飛鳥先生

弁護士法人ソーシャルワーカーズ副代表弁護士、社会福祉士、精神保健福祉士。千葉県市原市出身。福祉専門職としての知見をいかし、福祉支援を必要とする子どもや障がい者、高齢者に関する相談を専門に扱う。児童虐待や少年非行、不登校の問題に注力している。趣味は漫画やアニメ、ゲームなど。

——弁護士を志したきっかけを教えてください。

弁護士になる前は、学童保育という福祉の仕事をしていたのですが、働くうちに、子どもや家庭が抱える課題にもっと深くアプローチしたいと思うようになったんです。ちょうど法曹制度改革が騒がれていた時期だったので、じゃあ社会福祉に特化した弁護士になろう、と弁護士を志すことにしました。

しかし、いざ弁護士になって働いてみると、その専門性だけでは解決できない課題が多かった。法律で解決できることは少なく、さまざまな問題が複雑に影響していることがわかったんです。これらに対応するには、多岐にわたる福祉の専門性が必要だと思い、ソーシャルワーカーとしての勉強をするようになりました。

結果、今は弁護士とソーシャルワーカーの知見を生かして、児童相談所や社会的養護のアフターケア事業所といった福祉機関で活動するようになったんです。

——現在、どういった相談や依頼を多く受けていますか?

今は児童相談所やアフターケア事業所といった福祉の現場で、困難を抱えた人やそれを支援する方々のサポート(中間支援)をすることがおもな仕事です。弁護士としての業務は福祉の支援団体法人の顧問や、その中で扱う後見事件や債務整理事件などが数件ある程度ですね。  

——やりがいを感じる瞬間を教えてください。

ほんのささいなことでも、その方が不安や苦悩にさいなまれながらも少しずつ前進し、成長や日々の営みの尊さ、生きる力を感じているような場面に立ち会った瞬間です。  

——ここからは先生のプライベートな話を聞かせてください。現在、ハマっていることや趣味はありますか?

アニメ鑑賞や声優アイドルのライブ、あとはバイクと写真ですね。最近は趣味でアニソンDJを始めました。 

アニメ鑑賞はもう生活の一部ですね。やっぱり現実の仕事では暗い雰囲気になることが多いので、アニメの世界で癒されたいという(笑)。最近は、日常系のほのぼのとしたアニメが好きです。アニメには、大切なことや哲学的なことが詰まっていると思うんですよ。だから勉強になるというか、感性が豊かになる気がしています。

あと僕のクライアントの中には、アニメ好きな方が多いんですよ。共通の話題があるのは、アイスブレイクにもなるので助かっています。

声優のライブに行くようになったのは、『ラブライブ!』がきっかけですね。それまでは、あまりライブに行くことはなかったのですが、今では必ずといっていいほど参加しています。

アニソンDJを始めたのは、もともと仲間内でアニソンのクラブイベントをやってる仲間がいたから、そこに出演させてもらおうと思ったんですよ。ただ、新型コロナウィルスの影響もあって、今はできていないんです。

アニソンDJの魅力は、その自由さだと思っています。例えば曲をつなぐとき、一般的なDJの場合は「BPM」が近い曲を使います。

Beats Per Minuteの略でテンポを示す表現。1分間あたりのビート(打点)を指す。

しかしアニソンDJの場合、制作会社や出演者、同じ年代という共通点で曲をつないでいくことも多い。だから、BPMが違う曲をつなぐことも比較的許容されるんですよ。

あと僕は、弁護士になってからアニソンカラオケのオフ会を毎年開催しているんです。アニメ好きな弁護士が全国から集まって、昼間の1時から夜中の終電前までひたすら歌い続ける。それのためだけに、わざわざ宮崎から飛行機で来る先生もいます。アニソンって、人と人をつなぐインクルーシブな力があるんですよ。だから、アニソンDJでも人が集まるきっかけをつくれたらと思っています。

写真は、バイク旅行先で撮ることが多いですね。今は結婚して子どももできて、あまり遠出はできないのですが、独身の頃はよくバイク旅行をしていました。

北海道を2週間かけて周ったり、アメリカでバイクをレンタルしてルート66を1週間かけて走ったり。どうせバイク旅行するなら、たっぷり時間をかけて堪能したい。

特によかったのは、奄美大島ですね。奄美大島には、原生林が残る場所がいっぱいあって、人の手が加わっていないありのままの大自然を楽しめる。帰りのフェリーを待っている間に見た夕暮れは、今でも忘れられない絶景です。

今後は、いつかウユニ塩湖にバイクで行ってみたいです。地球の反対側なので、かなり遠いんですけどね。雨季のウユニ塩湖は、水面が鏡のようになって空を映し出すんですよ。その様子を写真に収めてみたいですね。

——弁護士へ相談することにハードルの高さを感じている方へメッセージをお願いします。

あなたが、どれだけの困難を抱えているかは想像もつきません。残念ながら、私がその困難を解決できるかどうかはわかりません。もしかしたら何もできないかもしれない。話を聞くことしかできないかもしれない。それでもよかったら、ぜひ話を聞かせてください。一緒に解決の道を探しましょう。 よろしくお願いします。

弁護士法人ソーシャルワーカーズ

公式HPはこちら

<取扱業務一覧>

  • 高齢や障害などにより法的・福祉的な支援が必要と思われる方がトラブルに巻き込まれてしまった事案
  • 子どもの権利侵害
  • 薬物・酒・ギャンブルなどの依存症
  • 債務整理
  • 刑事事件
  • 離婚問題
  • 成年後見
  • 福祉関係の施設・団体等の相談・研修・顧問

など

ときには弁護士、ときにはアニソンDJ。ソーシャルワーカー安井飛鳥さんの素顔

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